髪の毛は体を守ってくれると同時に心身の健康状態を映し出している

髪の毛は体を守ってくれると同時に心身の健康状態を映し出している

 

 

ヘアスタイルはバッチリ決まっていいても、実は髪の毛のことはあまり知らないという男性もいるようです。

 

薄毛の心配をする前に、まずは髪の毛のことについて学ぶ必要があるのかもしれません。

 

多くの男性が気にしているヘアケアのこと。

 

ヘアスタイルや髪の量などが男性にとっては大きな問題になりますが、髪の毛についての正しい知識は持っているのでしょうか?

 

自分にとっての適切なヘアケアを知るためにも、まずは髪の毛の構造や働きについて知ることが大切です。

 

髪の毛は見た目に大きな影響を与えるものですが、同時に体を守るという大事な役割もあるのです。

 

 

 

髪の毛を構成するパーツの役割

 

髪の毛は頭皮を境に、表面から外に出ている部分を毛幹部、内側に入り込んでいる部分を毛根部といいます。

 

このうち、われわれが見た目で髪の毛と認識しているのが毛幹部です。

 

3層構造になっている毛幹部は皮膚などと違い治癒力がないため、一度傷つくと治りません。

 

皮膚の内側に位置する毛根部は毛乳頭、毛包、毛細血管などから構成されています。

 

毛母細胞の中心部にあるのが毛乳頭で、髪の毛を作り出すための重要な役割をしています。

 

毛乳頭は毛細血管から栄養分や酵素を受け取り、毛母細胞を分解させて髪を増やすための指令を出しています。

 

髪の毛はヘアスタイルを楽しむためだけに存在しているわけではありません。

 

体を外部から守ったり、感覚器官としての役割も持っています。

 

髪の毛は紫外線や高温、衝撃などから頭皮や脳を守る働きもしています。

 

頭部は体のように服を着ることができないため、頭や脳を頭髪がガードしているのです。

 

髪の毛には知覚神経が付着しています。非常に敏感に弱い刺激も察知して、危険を知らせてくれます。

 

生活しているだけで自然に体内に溜まってしまう有害物質。

 

ヘアサイクルに沿って抜ける髪の毛は、この有害物質体を外に排出してくれています。

 

 

 

髪の毛は心身の健康状態を映し出している

 

髪の毛の状態は、身体の健康のバロメーターにもなるものです。

 

髪や爪、皮膚といった身体の一番外側になる部分には、栄養分が最後に回ってきます。

 

食べ物などから摂取した栄養分は血液中に溶けて、まずは内蔵や脳など身体の内部に供給されます。

 

内蔵や脳は生命の維持に関わる重要な場所ですから、優先されて栄養がめぐるようになっているのです。

 

その後に身体の表面に当たる部分に栄養分が回ってきます。

 

つまり髪の毛に渡る分は後回しにされているわけですが、逆に言えば髪の毛が健康で丈夫であることは、体全体の健康状態が良好であることの証ということにもなります。

 

髪や皮膚のコンディションが優れない場合は、身体の内側のより重要な部分が不健康に陥っている可能性も考えられます。

 

また髪は、心の健康状態を表すこともあります。

 

心配事や緊張などでストレスが貯まると、抜け毛が増えたり髪の毛が細く弱くなってくることがあります。

 

そのストレスが解消されることで、髪の毛が元気を取り戻すというのもよくあることです。

 

髪の毛が薄くなったりコシが無くなったりすると、美容面でのデメリットだけにとらわれがちです。

 

ですが、髪の毛は健康は身体の内側、それから心の状態をも映し出しているものだと意識することが大切です。